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*道楽的大阪・京都紀行* 
その2。極めて濃〜い大阪の夜は更けていく。。





しばらく塀の外、入口の外で待つ。
開場少し前になったら若衆姿の人が一人出てきて呼び込み口上をはじ
める。
「とざいと〜ざい!!。。」
芝居以外でも楽しませてくれようとしているところが憎い(笑)
その頃には沢山人が集まってき始めていたが、一つ分かった事がある。
駅のホームで電車を待ってた時にも思ったけど、大阪の人は東京の人
より列を作るのが下手というか、列を作る気が無いらしい。
16時夜の部開場。
バラバラと中に入り、早速お弁当買う列に並ぶ。
ここは係りの人がいて並ばせているのでちゃんとした列になっていた(笑)
今度も“柿の葉寿司”を買って、リベンジ。
柿の葉寿司だったら3食食べても飽きないほど“柿の葉寿司フリーク”な
私はさっきマスばかり食べてしまったのが悔しくて、「今度はサバのが食べ
たい!」とSの許可をもらってまたもや6ヶ入りを買う(^-^;
今度の席は午前の部の席からすこ〜しだけ横移動した所。見え方はほ
ぼ同じ。胡桃だんごを食べつつ、すでに入手済みの筋書をとっくり眺める。

午後の部の演目は「法界坊」。2年前、浅草隅田川沿いに初めて小屋
をかけた平成中村座の当時の演目がこれで大当りした。
大変面白いと聞いたがあの時はチケット取れずに涙を飲んだ。
そう、今日はいわゆる“法界坊リベンジ”でもあるのだ!(^.^;
早く中に入ったので、ちょっと写真なんかも撮る。
だんだん席が埋まってきてざわざわわくわく賑やかになっていく。
16:30開演。
ちょっと入り組んだ設定が裏にあるのだが、表向きはコミカルでアドリブの
効いた演技が続く。爆笑に次ぐ爆笑(^O^*
破戒坊主の法界坊(勘九郎)が出てきた辺りで一気に盛り上がり、その
ままかなりテンション高いまま話が展開していく。
なかでも強烈な印象を残したのはあくどい番頭(片岡亀蔵)が汚い手を
使ってお嬢様(中村扇雀)に迫る場面。もう動物霊かホラー映画か(笑)、
絶対にナニモノかが取り憑いてしまったとしか思えない亀蔵のものスゴイ
動きに観客からほほ〜っという感心の声まで上がった(^.^;
扇雀も笑いがこらえきれず肩を震わせつつも本気で怖がってたし(^.^;;
後でふざけて勘九郎も真似してたけど、どうもあそこまでのアヤシイ動き
は普通では出来ないらしい(笑)
色々と小さな遊びも内輪ネタばらしもみな楽しい(^-^;

幕間は20分が2回。
今回はあらかじめ前説(笑)の町人さん達がこう云っていたので、幕間に
入った途端にあちこちでお弁当を開く音がする。
私も柿の葉寿司を開け、今度こそ!と開いてみたらまたもやマス(T-T)
それをSにあげて、今度はサバの方をいただく。
マスも美味いがやっぱりサバも美味い(^-^*
さっき菓風庵という和菓子屋で買った“お菓子とうふ”も食べる。これは
四角いかるかんみたいな生地の間にあんこが挟んであるもので、普通の
かるかんよりはかなりしっとりしてて、あんこの味も良く大層美味。
これは拾いモノ(^-^*
結局合間合間に3種類買ったの全部半分こして食べてしまう。

段々話は陰惨になっていき、大喜利は華やかな桜が咲き乱れる隅田川
沿いの河原が舞台。
その前に自分の殺した女性の怨霊と、あまりに悪くて殺されてしまっ
た法界坊の怨霊が合体した霊が、半分は法界坊の顔、残り半分の顔は
女性メイクできらきらと飾りの付いた姫様な髪型&赤い振袖で宙に吊られ
て登場し、“日本一低い宙乗り”で座敷席の人の上を移動していく。
客の顔をなでたりバックを持っていってしまったり、本当はかなり怖い状況と
いう設定のハズなのに、ここでも勘九郎が何かする度大爆笑。
その後の最後の幕間でちゃんとバックは持ち主に戻り、狂言回し役で登場
した家来姿の弥十郎さんにポストカードをもらってた(^-^;
最後の場はひたすら華やかで悲しく、壮絶。
姫様姿の勘九郎が「ちゃんと姫に見える!」とSはとても感動した様子(笑)
仕掛けも大きくてすごいすごい、という感じ。盛り上がって終わる。
なかなか拍手が止まなくて、一回閉まった幕が開いて出演者達が挨拶の
後に客席を見渡す。
歌舞伎座とは違い小さいし、リアクションが直に伝わってきて怖いけど楽しい、
と、筋書きの役者紹介の中で書いていたのを思い出す。
すごい充実感なのだろうなぁ。。
いやいやウワサに違わず面白かった!

跳ねたのは20時をまわった頃。
さくさく席を立ち、さくさく外に出て半分走って振舞い酒の列に並ぶ。
目的はお酒に在らず、お酒を入れてくれる中村座の家紋と文字の入った枡。
枡の数が限られているのでなかなか貰えない。午前は貰い損ねたから。。
しかし今回は2人共無事ゲット!(^-^*
嬉しいが、枡の中には5分程度、日本酒が入っている。。さてどうしよう。。
日本酒は苦手。Sもそんなにお酒には強くない。
S曰く、このお酒は美味しいよ!というけど、私にはちょっと匂いで酔いそう。
でも縁起物だし捨てるのもねぇと、2人共頑張って呑む。
呑み終わって枡入れです、と貰った金魚すくいの金魚を入れるようなビニール
袋に収める。ヒノキのとてもいい匂い。ああ嬉しや。
これはお正月に出して飾ろう(^-^)

       

しかしこれがなかなか効いて、ちょっとふわふわ千鳥足。
きっと私達お酒臭いよね〜とお喋りしつつ、真っ直ぐホテルには帰らず駅の方、
商店街方面に向かう。空には満月。綺麗な夜に浮かれる。
腹具合は6〜7分いっぱいなのだが、これでは後でお腹が空きそう。
どうしようかぁ〜?といいつつも気持ちよく歩いていたらクーポン券を配ってい
たので「元祖ひとくち餃子 餃餃(チャオチャオ)」というお店に入る。
ここは池袋ナンジャタウンの餃子コロシアム(だっけ?)に出店してるんだそうだ。
で、白髪ネギが天盛りになったチャーシューのネギまみれでスタートし、大阪
名物ひとくち餃子と手羽餃子、ちょっとピリ辛の赤餃子というのをウーロン茶
飲みつついただく。
中身たっぷりでぷりっぷり揚げたての手羽餃子が大変美味(^-^*
餃子は干し海老が効いているのか関東にはちょっと不思議な味でこれも
なかなか美味。
もうこれだけでお腹いっぱい。麦とろご飯があったようだけど入らず。
ひとくち餃子はみないっぱい食べるらしいが、とてもお値段が手頃。

21時すぎてふらふら〜と商店街の中を歩く。
お店はほとんど閉まっているが、ちょこちょこ面白そうな所あり。
昨日のコンサート聞いてからSも私も気持ちよく歌いたいね〜!という気分
になっていたので、まだ半分酔ってる勢いでカラオケ屋に入る。
ここでもシステムの違いにちょっと驚いた。1時間の料金が都内なんかより
とても安い。しかもワンドリンク付きでレジにて最初にドリンクを注文。
そこでお会計もする。
関東は最後、出る時に会計するのが普通で、ドリンクも部屋に案内されて
からインターフォンで注文する。しかしこの大阪式(?)システムの方が明瞭で
いい。
いろいろ歌って2時間後出る。あ〜すっきりしたね〜〜!と大満足。
流石に夜はかなり冷え込む。足早にホテルに戻りいろいろお喋りしながら
遅くなって就寝。。

明日はどこにどう寄って京都へ行こうかな。。
ま、明日は明日の風が吹くだろう、きっと(^-^;

                             その3。につづく。