*怠惰的バリ島紀行* 
その6。とうとう体内時計も南国時間(T-T)


       


初日に寄った「チャンティック」でココナッツブレッド(←この前食べたらめちゃ
めちゃ美味しかったので)とプレーンクロワッサン(各Rp3000)を買い、「クブク・
イン」のカフェで一休み。
ここは石積みの塀に草や木が鬱蒼と茂っているので道路沿いにあるのに
中は見えず。
ちょっと覗いたらお供え物(チャナン)にお祈りしているキレイなおね〜さんと
目が合って微笑まれたので入ってしまった(^-^;
中庭から遥か彼方のライステラスまで眺められるように作られたL字型の
東屋の中は座敷風に靴を脱いで上がるようになっていて、気持ち良さそう
なクッションが並べられていた。
気持ちいい風が通り抜ける中で、バリ・コピ(バリコーヒーを現地ではこう言う
)とブブル・インジン(ブラックライスプティング)をいただく。
ここのブブル・インジンは黒米が甘〜く煮てあり、そこになみなみと少ししょっ
ぱい味のココナツミルクがかかってた。
こんなの初めてだけど美味しい(^-^*
私の他には客は誰も居なくて、隣の隣のソファではネコが気持ち良さそうに
爆睡中(^.^;

       

14時頃とても気分のいいこの店を出て、ホテルに向かってモンキーフォレスト
通りを歩く。ここら辺はお土産屋さんが多いので、ひやかしつつ歩く。
途中にあった、キリリとした顔立ちのきれいなおね〜さんがカウンターに座って
いてオープンな感じの、換金レートが比較的いいエクスチェンジャーにて両替
(¥1=Rp72)。
明瞭会計で、仕掛け無しの電卓(笑)で金額を示し、ぽんぽんぽんっ!と目
の前にお札を並べてくれた。
勘、大当り(^-^)
ボラれる危険性が高いところに居るので、段々勘も冴えてきたようだ。
14:45にはホテル着。いやはやあぢ〜あぢ〜(-.-;;
プール眺めつつ、部屋の前のテラスで読書。今年の日本の夏に比べて日陰
にいれば風が涼しく、清々しく感じる程の湿度の低さが嬉しい。

今日はバリ滞在最終日。
今夜は踊りを見よう!と思ってスケジュールチェックするが、レゴンかケチャ&
ファイヤーダンス。どうしようかな。。と思いつつ、17:30に部屋を出る。
てくてくと、デウィ・シタ通りを右折。
ハノマン通りに当たった所にあった「ムルティ」という、整然と見やすく商品が
並べてある感じのいい陶器屋さんにてお土産を買う。店番の美人姉妹に
ディスカウントだめ!と言われつつも粘って、少しマケてもらう(^-^;

       
       苦労して負けてもらったのがコレだったりする(笑)

店を出て道を歩いていたら踊りのチケット売りのおばちゃんから声がかかる。
ここのすぐ近くで行われる“ケチャ&ファイヤー・ダンス”。
ケチャは見たことあったが、トランスした少女2人が踊るダンスやトランスした
まま火の上を踊り回るというダンスはまだ見たこと無かったので、チケットを買
う(Rp5000)。
この時このおばちゃんがヤケに
「7時からだから6:45までには戻って来るんだよ!」
と何回も念を押すので、時計を見て呆然とした。。
あれ〜〜?今まだ17時じゃん!\(◎o◎)/!
自分的には17:30すぎにホテルを出たきたつもりだったので、本気で驚いた。
どうやらぼ〜っとしていたので1時間見間違ったらしい。
とうとう体内時計まで南国時間になっちゃったみたい。。。ふぅ。。
時間潰しにうろうろし、バティック買ったりする。それでも時間が余ったので、
今日のダンス会場“パダン・トゥガル集会所”近くのちょっと可愛い看板が出て
たお洒落な感じのジュース中心のカフェ「ハノマン・ジュース・ヤッ」に入る。

       

ここはフレッシュジュースのメニューが充実。野菜ジュースもいっぱい。サイズも
SとLの2サイズある。
私が頼んだ「トマト・セロリ・パセリ・キュウリ・ビーツ」はハッキリいってそのまんま
の味(^-^;
でも野菜不足の体には嬉しい。
まだまだ明るい18時ころ、会場へ行く。一番まん前の真ん中の席キープ。
徐々に人が集まりだす。やはり日本人率高し。
周りから聞こえるのは日本語がほとんどであった(^-^;

空が青→水色→紫色へと、複雑に色を変えていき。。薄暗くなってきた。
一人の老人が片足ひきづりつつ、踊りの舞台になる広場を囲むようにある
小さなガスランプと、中央にある大きなランプ台に灯を点けて歩く。
明日新月なだけあって、月は無し。一番星のみ冴え冴えと輝く。
そして徐々に夜が迫り、ガスランプのほの暗い明かりがゆらゆら揺れる。
さぁ、開演の時間が迫ってきた。。

                             その7。につづく。